🪢 「泥縄(どろなわ)」の語源は、江戸時代のことわざ 「泥棒を捕らえてから縄を綯(な)う」 に由来します。
これは、事が起こってから慌てて準備や対策をする愚かさを表した言い回しで、例えば泥棒を捕まえた後に縄を作り始めるような、間の抜けた行動を皮肉っています。幕末頃からこの表現が短縮されて「泥縄」となり、現代では「泥縄式」「泥縄的」といった形で、場当たり的な対応や準備不足を批判的に表す言葉として使われています。
📚 例:
- 「泥縄式の対応では、根本的な解決には至らない」
- 「いつも泥縄で準備するから、毎回バタバタするんだよね…」